バヌアツの法則とは?
バヌアツの法則とは、南太平洋のシェパード諸国にあるバヌアツ共和国という国の周辺で、マグニチュード6以上の地震があると、2週間以内に日本でも同じくらいの規模の地震が起こるという法則です。
バヌアツ共和国とは?
バヌアツ共和国(バヌアツきょうわこく)、通称バヌアツは、南太平洋のシェパード諸島の火山島上などに位置する共和制国家、オセアニアの島嶼国家(島国)である。首都はエファテ島にあるポートビラ[1]。
北西から南西にかけては、ともに珊瑚海を取り巻くソロモン諸島、パプアニューギニア、オーストラリア、フランス海外領土のニューカレドニアがある。南はニュージーランドが、東から北にかけてはフィジー、ナウルなど他の島嶼国家やアメリカ領サモア、フランス海外領土ウォリス・フツナが点在する。イギリス連邦加盟国。
日本以上に地震が多く、マグニチュード5くらいの地震は日常茶飯事らしいです。
日本で地震が起こる確率は?
バヌアツの法則の的中率
バヌアツの法則の的中率は、60%~70%と言われています。
しかし厳密に言うと、バヌアツと日本は同じ太平洋プレートの中に位置してはいますが、プレートの移動する方向が逆なので、プレート理論の観点から見ると、連動することは有り得ないようです。
それでも過去のデータを見ると、とても関係がないとは思えません。
ある一説では、バヌアツも日本も、共に地震が多い国なので、偶然連動したように思えるという説もありますが、真相は解明されていません。
2023年最新のバヌアツの法則は?
最近のバヌアツの法則による日本の地震について調べてみました。
2023年4月24日、日本時間の午前9時頃に、南太平洋のケルマデック諸島でM7.3の地震が発生しました。
震源の深さは33.6km。
そして、日本では・・・
2023年5月5日午後2時42分ごろ、石川県能登地方の深さ12kmを震源とするM6.5の地震が発生しました。
この地震で石川県珠洲市は震度6強の揺れを観測。
夜には同地域で震度5強の地震が発生するなど、連続して発生しています。
厳密にいえば南太平洋のケルマデック諸島はバヌアツではありませんが、バヌアツの近海であることは事実。
そのケルマデック諸島の地震から2週間以内に日本でもM6.5の地震が発生したことになり、バヌアツの法則と関連性があるかもしれません。
2023年5月11日の午前1時2分(日本時間)ごろ、南太平洋のトンガ諸島を震源とするマグニチュード7.6の大きな地震が発生しました。
震源の深さが210kmということで大きな被害は出ていないようですが、M7.6というのはかなりの規模。
そして日本では・・・
この地震の約3時間後に、千葉県で震度5強(M5.2)の地震が発生しています。。。
11日4時16分ごろ地震がありました。
この地震による津波の心配はありません。この地震について、緊急地震速報を発表しています。引用:Yahoo! JAPAN
- 発生日時2023年5月11日4時16分 ごろ
- 震源地千葉県南部
- 最大震度5強
- マグニチュード5.4
- 深さ40km
- 緯度/経度北緯35.2度東経140.2度
まとめ
以上2023年バヌアツの法則について調べてみました。
今後日本にいつ巨大地震が来るかは、残念ながら今のところ誰にも分からないのですが、バヌアツの法則を参考にすれば、今後の注意喚起になると思うので、私は個人的には信じています。
そして、バヌアツの法則に頼りすぎず、いつ地震が起きてもいいよう日頃の防災対策は怠らず、最小限の被害で済むことを祈るばかりです。。。
ご覧くださってありがとうございました!